- アルミの押出工程
- 金型製造
アルマナイト処理工程
陽極酸化塗装複合皮膜の耐候性・耐食性・意匠性と多種多様な色調整に優れたアルマイト処理を行っております。
押出しから表面処理までの一貫ラインで生産される製品は、自動化された機械設備と抗菌アルマイトなどの独自の技術で高い生産性と
安定した高品質を実現しています。
アルミ製品をお考えの方につきましては工場見学をご案内
差し上げております。私たちがどのようにアルミ製品を製造しているのか、
活気ある生の従業員と是非コミュニケーションを通じて感じて下さい。
アルマイト処理とは、アルミニウムの表面を陽極として主に強酸中で水の電気分解により、強制的に酸化させコーティングする
表面処理の総称です。陽極酸化処理とも表現します。
アルミニウムは何もしなくても表面に薄い酸化皮膜を生成するので鉄と比べると腐食には強いのですが、傷つきやすく、
また環境の変化にも強いとは言えない金属です。その為、アルミニウムの耐食性や耐摩耗性を向上させること、
また様々な着色をして装飾することを主な目的としてアルマイト処理という表面処理が行われます。
電気メッキでは金属を
陰極で電解し、電解液中の金属イオンを
還元析出させる事で表面処理を行います。アルマイト処理は
陽極で電解しますので「
電解は陰極と陽極のどちらであるか」
という点が金属メッキとの基本的な処理方法の違いといえます。
また、処理後の状態での違いとしては、メッキの場合は
異種金属の膜が重なり合って層を形成しています。
アルマイト処理では、
アルミ素地自体がメッキ浴中に溶解
しますので、生成された膜厚
(アルマイト層)の厚みのうち
約3分2がアルミ素地に入り込む
状態となります。
つまり、しっかりと絡み合った状態と言えますので
コーティングが剥がれ難く丈夫なのが特長です。
当社のアルマイト設備は縦吊方式で
1日30トンの処理能力を保有しております。
二次電解着色・抗菌アルマイトなど多様な
ご要望にお応え致しますので
小ロット・短納期でもお気軽にご相談下さい。
モニターの種類や設定、OSの違いにより発色が異なります。
実物のサンプルをご用意しておりますので、アルマイト処理をご希望の際は必ず現物にてご確認下さい。
シルバー(艶有り) B2ED
シルバー(艶消し) B2MF
ステン(艶有り) Y7ED
ステン(艶消し) Y7MT
ブロンズ(艶有り) Y3ED
ブロンズ(艶消し) Y3MT
ブラック(艶有り) Y8ED
ブラック(艶消し) Y8MT
陽極酸化塗装複合皮膜
色種
抗菌処理
高耐候
艶消し
電着塗装
社内記号
皮膜厚
(μm)
塗膜厚
(μm)
旧JIS規格
新JIS規格
(H8602)
模式図
艶有り
シルバー
ブロンズ
ダークブロンズ
ステン
ブラック
B2ED
B2ES
B1ED
B1ES
B1BL
Y1ED
Y2ED
Y3ED
Y3SF
Y4ED
Y4BL
Y6ED
Y5ED
M6ED
Y7ED
Y9ED
Y8ED
7以上
7以上
12以上
7以上
12以上
7以上
艶消し
シルバー
ブロンズ
ダークブロンズ
ステン
ブラック
B2MF
B2MS
B1MT
B1MJ
Y1ML
Y1MT
Y2MT
Y3MT
Y4MT
Y6MT
M5MT
Y5MT
M6MT
U6MT
M7MT
Y7MT
Y9MT
S3MT
Y8MT
Y8ML
6以上
9以上
9以上
9以上
9以上
9以上
9以上
7以上
7以上
12以上
12以上
7以上
7以上
12以上
A1種
A1種
A1種
A1種
A1種
A1種
A1種
日常生活のあらゆるシーンにおいて、細菌(大腸菌・サルモネラ菌
・
黄色ブドウ球菌など)の繁殖を抑制し、清潔さを保ちます。
銀の超微粒子による完全無外の抗菌処理です。
※ご要望により承りますので詳しくは担当までお問合せ下さい。
紫外線による塗膜の劣化を抑え、高い耐候性を実現。
アルミ素材の風合いを長く保ちます。